舞台関連

2012年5月14日 (月)

つかこうへいの70年代

2012/5/14(月)19:00~20:30 早稲田大学・大隈記念大講堂にてImg_4086

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館主催、演劇評論家・扇田昭彦氏の司会で、役者・風間杜夫氏、平田満氏、根岸季依氏の座談会でした。

Img_4089つかさんとの出会いから、初期の稽古や生活、つかさん晩年での付き合いなど、扇田さんも知らなかったことがいくつも飛び出す対談でした。
主催が編集した初期作品の貴重な映像も公開され、笑いに包まれ和やかなひと時でした。そして、この人ってカリスマなんだと改めて感じました。

若い頃の話はいつだって面白い!″\○/゛

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2011年9月17日 (土)

ブック・オブ・モルモンのLOTTERYにチャレンジ

2011/9/17(土) NYC

マチネのスパイダーマンの後に、今年のトニー賞受賞作品『THE BOOK OF MORMON』のチケット獲得のため、LOTTERYにチャレンジしました。この作品のチケットを日本で確保して来なかったので、当日で観たいと思って何度でもチャレンジする予定でした。

Dscn9651 システムは、開演2時間半前から2時間前までに劇場前で配布される名刺の一回り大きいサイズのカードに必要事項を記入し抽選バスケットに投函ます。2時間前になると、係りの人がみんなの前で抽選し、当たった人は、IDカード(パスポートなどの写真付の身分証明書)を提示して、チケットを35ドル/1枚で2枚まで購入できます。
私がチャレンジした3回(土曜夜、日曜昼夜)は、大体22枚のチケットがあり、一列目のセンターブロックと、上下のボックス席が対象でした。

Img_2158 さて、抽選が始まりました。大体200名~300名のチャレンジャーが劇場前Img_2159 に集結します。金色の抽選バスケットを回して、カードを一枚ずつ取り出します。「何処何処の~誰々~」と名前が呼ばれると、大喜びの雄叫びが必ずというほど聞こえます。大勢の注目を浴びながら、ボックスオフィスに独りずつ入っていきます。呼ばれた時点で本人がいない場合は、権利なしとなりカードはその場で二つにちぎられます。観てると悲しいです。
終了すると、立ち見とキャンセル待ちのラインに並ぶ人もいます。立ち見は大体朝からならんでいます。キャンセル待ちはボックスオフィスが開いてから並んでいる人がいます。

きっと当たると思っていたのに、残念ながら3度のチャレンジは敗れました。時間的余裕もなく、日曜の夜の抽選にもれた時点で立ち見か翌日以降のチケットを取ることにしました。見切れ席OBSTRUCTER VIEW(ロンドンで言うpartial view)があったので、木曜の夜のチケットを買いました。お薦めされた下手を選びましたが、上手にすればよかった!トニー賞のパフォーマンスでわかるとおり、下手での重要な芝居が多いのでした。

LOTTERYは外れたけれど、結果的に観劇できてよかったです。
″\○/゛

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2011年5月 2日 (月)

レ・ミゼラブル「東日本大震災」チャリティー・コンサート

2011/5/2(月)

9000円(1階席料金)のチケット代は全額寄付に回ると聞いて嬉しい気持ちです。

他に、チャリティコンサートTシャツは2000円/1枚を限定販売。長蛇の列でした。予定枚数完売。3~5日は各回100枚販売との事です。
チャリティオークションもあり、入札するにも大変。何がオークションされているのかを見るのが大変でした。舞台上でキャストと「民衆の歌」を歌う権利の20万円をはじめとして、落札は55万円~数千円(?)までみんなの気持ちがこもっています。
キャストが募金箱を前に観客を送り出し、ブロードウェイの劇場とは一味違う帝劇風のチャリティコンサートでした。

参加できてほんとに良かった。

この度の被災者の方々に少しずつお手伝いが出来る事を感じる一つの出来事でした。

Img_1574 お楽しみの感想
一部では現在のカンパニーによる『レ・ミゼラブル』から主なナンバーを衣装を着けて披露。1時間20分にまとめています。(本当はもう少し長かった気がする。1時間30分くらいに思えました)
選曲は苦労したと想像しますし、配役もトリプルキャストをどう使うか随分考えたのではないでしょうか。観客としてはとても見切れないキャストを全て拝見して大いに満足です。
大ビジョンで同時に映像を流すなど、O2コンサートの良いところを頂いてとても観やすかったです。映像には歌詞を入れていました。幾重にも重なった部分を色分けで出すところまで工夫して、言葉を噛み締めるコンサートとなりました。

本編のフィナーレの後は、O2コンサートのように初代鹿賀丈史を含む4バルジャンが「家へ返して」を美しい旋律で奏でます。(鹿賀・今井・山口・別所)
そして、初演キャストを迎えての「One day more」には、野口五郎・斉藤由貴というもうこの舞台には立たないだろうキャストも出て、まるで日本版O2コンサートでした。こんな時に不謹慎ですが嬉しいです。(鹿賀バルジャン、村井ジャベール、岩崎ファンティーヌ、野口マリウス、斉藤コゼット、島田エポニーヌ、鳳テナルディエ夫人、斉藤テナルディエ、岡アンジョルラス)
O2コンサートではマイケル・ボールの"My place is here.I fight with you."に大感動。野口五郎ファンとしては、高音の"めぐり会えたのに~、ようやく会えたのに~"が響くので、"わた~しは、たた~かお~ぅ"はO2に敵わなくても仕方ないという自粛の感想。

ありがたい、ありがたいコンサートでした。

第二部は、キャストから被災地・観客への言葉と、オークションでした。Img_1574_2
山口祐一郎さんの生の声でのご挨拶にはびっくり&嬉しさ一杯です。
被災地出身の森公美子さんの言葉は涙なくしては聞けなく、でも負けないぞ、応援するという気持ちを長く持ちたいと思いました。何処まで何時まで支援し続けられるか、今後に活かすのかは自分次第です。

オークションは様々な思いで、資金を出す主催者側と支援側の価値の創造の場となりました。ファンだったら欲しい、こんな時こそ高値でも役に立つのです。
残念ながらこのコンサートでもあったチケットのオークションとは別の形をとっています。
チケットオークションで儲けた方も、被災地へ何らかの形で支援を!

最後は冒頭に書いたステージでキャストに囲まれて「民衆の歌」を歌う権利を落札した方と会場、通路にキャストを向かえての合唱です。
みんなが何かを手伝えたと思います。その力を伝染させて復興まで、みんなの新しい笑顔が作れるまで、根気よく支援してまいります。その仲間がいることがわかりました。

2011/5/2(月) 帝国劇場
http://www.tohostage.com/lesmiserables/charity.html
出演者 山口祐一郎、別所哲也、吉原光夫、今井清隆、石川 禅、岡幸二郎、今拓哉、KENTARO、山崎育三郎、原田優一、野島直人、森公美子、阿知波悟美、他カンパニー出演者全員
ゲスト 鹿賀丈史、岩崎宏美、島田歌穂、斉藤由貴、野口五郎、斎藤晴彦、村井国夫、鳳 蘭
指揮 塩田明弘
″\○/゛

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2011年4月27日 (水)

『レ・ミゼラブル』ソウル(韓国)上演についての疑問

昨日、帝劇を後にして、ふと思いました。

わたしは、ロンドン、ブロードウェイ、ソウルと縦横無尽に舞台を楽しんでいるつもりですが、これだけ日本で人気がある『レ・ミゼラブル』はソウルでの上演があったのでしょうか?

ハングル上演は聞かないので、上演記録や上演していない理由があれば知りたいです。日本には来ない英語のツアーでもあったでしょうか。
『RENT』『ジキルとハイド』『ビリー・エリオット』『ママ・ミーア!』等、海外ミュージカル作品のハングル上演は多く、日本で未上演作品もあります。そんなソウルで『レ・ミゼラブル』はどういう位置を占めているのか気になるところです。
″\○/゛

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2009年1月31日 (土)

MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)映画

2009/1/31(土) 600円

Dscn6789 日本の封切は世界中で一番遅かったのではないだろうか。2009/1/30(金)。
韓国では2008年9月、各国では2008年春からロードショーのところが多かった様子。
待ちきれずにソウルに行った2008年11月にはもう終わってた(;_+)
パンフはまだ全部呼んでおりませんが、風景が飛び切りきれいでギリシャのロケ地紹介まであるので、そのうち賑わいそう。

感想
楽しい仕上がりで嬉しい。
ここでこの曲?というのは、舞台を観ている人の感想。使われなかった曲、新しい曲、場面が変わって使われる曲とありましたが、これもありかな。素敵だな。と思いました。
一番のお気に入りは『ダンシング・クイーン』で女性がみーんな船着場まで出てきて踊って海に飛び込むシーン。これは映像ならではの企画です。
その前の『マネー・マネー・マネー』も舞台の設定より身につまされるようで面白かった。
ギターを持ってソフィーと三人のパパ候補で歌うのは『アワ・ラストサマー』。ここで『サンキュー・フォー・ザ・ミュージック』でなかったのがかなりがっかりだけど、綺麗な島を一周するにはふさわしいナンバーでした。

映画の始まりでは、三人のパパ候補が自分の住む世界からギリシャの孤島へやってくるスナップてきなシーン。これは背景がわかって良いな。
設定の違いも多々あります。ホテルは買ったものでサムが設計したものではなく、三人のパパをソフィが案内するのは山羊小屋になっていて、結局部屋がなくビルの船に泊まる。ドナが動揺して飛び込んだのはトイレで、トイレでチキチータを歌ったり。
設定が同じでわぁ!と喜んだのは『ヴーレ・ヴー』でもこの後ソフィは混乱するシーンへ繋がりにくかった。『アンダーアタック』がなくてちょいガッカリですが、『スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズ』に繋がる。このウェディング支度の時を過ごす母娘は、わずかな時間で幸せな過去を振り返り、お互いの大切さやお互いの幸せを願う気持ちを膨らませてゆく。とっても良いシーンです。

舞台を観ずに映画を見たら余計なことを一切考えずに楽しめたと思うとちょっと残念でもあります。

キャストはメリル・ストリーブのドナ、アマンダ・セイフライドのソフィ、ジュリー・ウォルターズのロージー、クリスティーン・バランスキーのターニャと女性陣は弾けていて素敵。
男性陣は個性がもう少し強く出てほしいところ。は欲張りかもしれません。
歌も伸びやかで、楽しくて、ミュージカルファンにはありがたい一作です。
Thank you for the musical...″\○/゛

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2009年1月26日 (月)

二つのシェイクスピア

2009/1/24(土)16:30 冬物語@彩の国さいたま芸術劇場(大ホール)
2009/1/25(日)13:30 リチャード三世@赤坂ACTシアター

期せずして2本のシェイクスピア芝居を続けて観劇。大御所蜷川幸雄の演出と新進人気定着いのうえひでのりの演出で、週末を楽しみました。
軍配は上げにくいのですが、冬物語が好き。
役者のバランスと絵に描いたような舞台配置が素敵でした。作品も冬物語を好きなのかもしれません(初見)。とにかく紙飛行機が効いている。
リチャード三世も決して悪くない。良いです。モニタを使うオープニングは帝劇「SHIRO」で使用済みとはいえ洗練されていました。携帯電話を使ったり、PCをブログ風に使ったり今風。これをこのまま英国に持って行きたいと思いました。その際には是非とも字幕は原文ではなく日本文から英文へ翻訳してもらいたいものです。日本人の解釈を知ってほしい。

楽しい週末でした。″\○/゛

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2008年5月10日 (土)

ABBA GOLD(コンサート)

2008/5/10(土) パンフなし

『MAMMA MIA!』は偉大だと思った。
本末転倒しておりますが、なんちゃってABBAのコンサートに行った感想です。
ほとんどが『MAMMA MIA!』で使われている曲でした。他に5~6曲ミュージカルに使われていない曲がありまして、その中で聞いたことがあるのは2曲でした。

しかし、ABBAのサウンドは素晴らしい。とにかく楽しめます。得チケで2階席1列目からの観劇でしたが、1階席の皆さんは英語で歌える人ばかりで、凄いな~と思いました。

最後の演出では「みんなのアンコールに応えてもう一度はじめからやり直そう!」とメドレーでガンガン歌ってくれたのには盛り上がりました。締めは「Thank you for the music」としっとりまとまりました。

サザンの曲も同じように素敵だと思っている私です。

ミュージックナンバー
Waterloo 恋のウォータールー
Voulez-Vous ヴーレ・ヴー
Lay All Your Love On Me レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー
Fernando 悲しきフェルナンド
When I Kissed The Teacher ホエン・アイ・キッスト・ザ・ティーチャー
Knowing Me, Knowing You ノウイング・ミー、ノウイング・ユー
Bang A Boomerang バング・ア・ブーメラン
Mamma Mia ママ・ミア
Ring Ring リング・リング
Honey Honey ハニー・ハニー
Money,Money,Money マネー、マネー、マネー
Summer Night City サマー・ナイト・シティ
The Name Of The Game きらめきの序曲
The Winner Takes It All ザ・ウィナー
Chiquitita チキチータ
S.O.S. エス・オー・エス
Does Your Mother Know ダズ・ユア・マザー・ノウ
Super Trouper スーパー・トゥルーパー
Take A Chance On Me テイク・ア・チャンス
Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight) ギミー! ギミー! ギミー!
Dancing Queen ダンシング・クイーン
So Long ソー・ロング
Medley
Thank You For The Music サンキュー・フォー・ザ・ミュージック
(日本公演のみ演目)
Tiger タイガー
That's Me ザッツ・ミー

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2007年10月 3日 (水)

地人会終止符

Dscn5064 9月の早い時期に案内のはがきを頂いていましたが、本日の朝日新聞朝刊に記事がありました。

1999年4月  ガラスの動物絵@紀伊国屋サザンシアター
2000年3月  ジョセフィン 虹を夢みて@紀伊国屋サザンシアター
2000年12月 この夏、突然に@紀伊国屋ホール
2002年9月  お月様のジャン@紀伊国屋ホール
2003年8月  この子達の夏~1945・ヒロシマ・ナガサキ~@有楽町朝日ホール
2006年9月  演劇の毒薬(EL VERI DEL TEATRE)@ベニサン・ピット

テネシ-・ウィリアムスの作品に興味を持ってから度々足を運んだ地人会です。
特に『この夏、突然に』には震えました。特にテネシー・ウィリアムスが好きな時期だったからかもしれません。商業演劇になりにくい作品を取り上げてもらって大変感動的でした。
新しいところで『演劇の毒薬』も良かった。
『この子達の夏~1945・ヒロシマ・ナガサキ~』は日本人として一度は観たいと思った作品です。
新聞記事によると、この作品だけは損得抜きで上演を続けた作品だそうなので、今後もどちらかの団体か制作で継続していただければ嬉しいです。
新国立劇場などは政治的過ぎてやらないでしょうか。>鵜山仁氏

残念ではありますが、木村光一さんには元気になっていただき、どこかで演出を続けていただきたいです。
″\○/゛

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2007年9月30日 (日)

素人が考える演出の楽しみ(1)

昨日、ハングルの『ラ・マンチャの男』を観て考えてしまいました。
結構気づかないうちに凝り固まった考えになってしまうものだなあ。

舞台をちょくちょく観るようになって早20数年。1996年からはじめたデータベースも1650件を超えました(@o@)。
過去の公演を検索するのに便利なのですが、この『ラ・マンチャの男』は松本幸四郎版で過去に何度も観ており、データベースにあったのは1997年9月の松たか子がアントニアで出演したものから。その後4回観ており、オーバーチュアは真ん中で指揮者が踊り、衛兵が威圧的にずらずら登場するくらーいイメージに凝り固まっていました。これが『ラ・マンチャの男』決定版でもっと違うものが観たい!と思わなかったのです。

ですから、今回スパニッシュが前面に出てきた演出を、それもお隣韓国人キャストで観たことに衝撃を受けました。(日本版のそれは沈んで見える)
日本風の演出も良いです。例えば蜷川演出のシェイクスピアは確かに楽しい。
ですが、あくまで蜷川演出であり、その時代の演出です。だからこそ蜷川氏は新しい演出にチャレンジしたくなるのだろうし、観る側は招聘によって英国の演出を含めて新旧楽しむことができます。
幸四郎の30年(?)も同じ演出なのは、歌舞伎のような形を考えるとあるのかもしれません。
でも、危うく落とし穴にはまりそうになった自分に気づきました。

『RENT』は日本でも東宝で新演出となるのですが、初演とは違う素晴らしさを見せて欲しいです。誰も同じものは期待していません。
『RENT』の初演BW演出は素晴らしい。最近までオリジナルとキャストのロジャーとマークが出演して同じ空気を伝えたかったのもわかる。でも10年経ったら時代の変化があると思うのです。『RENT』はイギリスで新演出が始まりました。どうなんでしょう。オリジナル演出はイギリスではあまり受けがよくなかったように思います(クローズ時期の早さと劇場での反応から)。『MAMMA MIA!』で爆発したカタログミュージカルという土壌を着々と育てているロンドンならではの新演出に期待が持てます。『RENT』はカタログミュージカルではありませんが『We Will Rock You!』や『OUR HOUSE』のようなノリの良さに期待してしまうのです。

同じ芝居を同じ演出で続けることは造形美にこだわり、キャストの個性と実力を損ねることになりはしないだろうか?(歌舞伎・伝統芸能は除く、バレエ・オペラは範囲外)
最近一番ガッカリしたのは東宝『ミー・アンド・マイガール』の再演。初演の唐沢寿明+木村佳乃の2003年初演は歌唱に問題あり!ながらも個性爆発で非常に面白かった。しかし、井上芳雄+笹本怜奈で2006年に再演したときには、無理があると思うことしきり。東宝が発掘したお宝井上芳雄氏を使いたかったのでしょうけれど、彼の個性はお坊ちゃまで『マイ・フェア・レディ』のフレディがお似合い。それを突き破るまでの稽古は出来なかったようです。キャスティングも演出のうちですから、山田和也氏も演出変更をすればよいのに間に合わなかったのでしょうか。そうする必要がないと思ったのでしょうか。
宝塚の『ミー・アンド・マイガール』を評価する人には東宝版は不評でしたが、何が嫌なのかなあ。私は唐沢版が群を抜いて好きです。

山田和也氏の演出では、再演を重ねるごとによくなる作品も多いです。『ジキル&ハイド』『ローマの休日』。同様に小池修一郎氏にしても『エリザベート』東宝版の演出の変更は回を重ねるごとに素晴らしくなります。鵜山仁氏の『M.A.』もその兆しがあり、更なる再演があれば期待したいです。この場合キャストがほとんど変わらない・・・というかキャラクターが固定されているので役者の個性に関係ない部分の変更に効き目があるのでしょう。つまり練りが足りないのかな。

海外では『ウェストサイド・ストーリー』の演出が多数あります。好きなのも嫌いなのもあります。
アンドリュー・ロイド・ウェッバーが制作で『EVITA』の演出変更を行っていたのを昨年観ました。演出家はHarold PrinceからバトンタッチしてMichsel Grandage。再演はヒットしなかったけど大幅な演出変更が面白かった。視点が変わるのは気づく部分が増えて楽しいです。同じく『EVITA』は劇団四季が演出変更していました。加藤敬二が振付を担当した分の変更と機材を変更という程度に感じましたけど。
劇団四季は『ジーザス・クライスト・スーパースター』をジャポネスクバージョンで演出変更していますが、その後は大きな変更はありませんね(よね?)。劇団四季は上演権をもった海外作品が多いので、演出変更が難しいのでしょうか。

芝居の方面では再演で演出が変わって面白いのはあるかしら。翻訳物で海外と日本での演出の違いが面白いものはあります。『コミック・ポテンシャル』『ポップコーン』とかシェイクスピアものですね。同じ作品で演出家が違う作品は楽しめます。どちらが好きかもありますが、視点の違いが面白いです。逆に演出がほとんど変わらないのが『ウーマン・イン・ブラック』や『マウストラップ(ねずみとり)』というスタンダード作品。始めに戻りますが、何か気がつかないことがあるかもしれません。

と、まだまだ演出の楽しみは続きます。
またいずれ。″\○/゛

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2007年8月11日 (土)

マウス・ハント(映画)

2007/8/9(木) NHKBS11放映

ネイサン・レインが出ている10年ほど前の映画なので、ちょっと見てみたかった。ボロ屋敷と紐工場を遺産相続した兄弟の奮闘記。ネイサン・レインとくればマシュー・ブレデリックとのコンビが思い浮かぶが、これはリー・エヴァンスとのコンビ。ネイサンは強気の兄役で八の字眉毛がチャーミング。
葬式の出棺で父親をお棺からマンホールに飛ばしてしまうところから爆笑の連続。
ボロ屋敷は実は有名な建築家の作品で、高値がつくとオークションを計画するが、旧くからの住人である小さいねずみが計画を阻止。
ねずみと兄弟の攻防も半端ではなく、人間がやられる様も面白い。
紐工場も売り出したい兄と、父の思いを捨てきれない弟でひと悶着。賃金指し止めさせられ怒り出す工員たちも巻き込み、最後は元の鞘におさまる。

こちらの情報がわかりやすいです。放映字幕は違う人でした。
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=1400

映画のサイトって充実していますね。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=83892

ラストは辻褄が合わない気がしたけど、途中の大笑いをほっと撫で付けてくれるものでした。
屋敷がつぶれてしまうのと、ねずみと仲良くなるのは解るけど、紐工場がチーズ工場になっちゃうのはわからん。

″\○/゛

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